「Wi-Fi(無線通信の規格)の内臓されていないPCでも、Wi-Fi子機を挿せばWi-Fi通信ができる」
ってみなさん知ってましたか?
わたしは割と最近まで知らなかったので、父から聞いたときは驚いたのなんの…
いえね、中古のPC買ったときにWi-Fi子機がなんで付いてるのか分からずそのまま使ってたんですよね…
トップの画像はBUFFALOのAirStationというWi-Fi子機です。
今回は素人のわたしが直感でこちらのレビューをしていきます。
最後におまけでBUFFALOの「近日発売のWi-Fi7対応機種」の話もしているよ♪
BUFFALOの極小スティック型外付けSSDのレビューもアップしました。
データの保存に外付けハードディスクを探している人はこちらもどうぞ~。
商品詳細
まずどんな商品かをご紹介しますね。
スペック
- Wi-Fiアダプター AirStation
- 11ax 1201/573Mbps
- USB3.2(Gen1)/2.0用
- CDレスインストール対応(CDも付属)
- WI-U3-1200AX2
今使える最新の規格Wi-Fi6対応のWi-Fi子機です。
ちなみに現在解禁している最新規格はWi-Fi6Eだそうです(2023/12)。
Wi-Fi6の通信規格を使うには、Wi-FiルーターもWi-Fi6に対応していなければなりません。
ところで、箱に書いてある「販売台数No.1 20年連続」とは…Wi-Fi6の解禁は2019/9だそうですので、20年前のモデルの中身をアップデートし続けている…??のでしょうか…
2023年大晦日、よー~く見てたら、「シリーズ累計出荷台数」だと気づきました!よく読まないとですね…(;^_^A
謎…は解決したよ!
さて、スペックを素人がわかる範囲でご説明すると
●11ax …Wi-Fi6のこと(正式名称:IEEE 802.11ax)。ちなみに2025年以降にWi-Fi7が使えるようになるかもしれないらしい。
●1201/573Mbps …理論値(理論の上で出るはずの通信速度)が5Ghzで通信した場合1201Mbps(メガ バイト パー セコンド、1秒間に送れるデータ量)、2.4Ghzで通信した場合573Mbpsになる。
●USB3.2(Gen1)/2.0用…ちょっと調べきれなかったですが…USB3.2(Gen1)対応、USB3.2(Gen1)は今一番速い規格だと思う、またUSB用2.0にも対応しているが、USB1.0は動かない可能性が。
●CDレスインストール対応…ネットの公式ページでドライバーのダウンロードができる。CDも付属しているのでそちらからのインストールも可能。
●WI-U3-1200AX2…『AX2』は『AX』の初代より新しく速い規格(父談)。ちなみに今はWI-U3-1200AX2Iが出ている(2023/12)。
つまり、今使えるWi-Fi規格の中でてとも速い規格に対応している機種です。
価格
わたしが購入したものは楽天で3,850円(税抜き)でした。税込み4,235円です。(2023/10)
11ax対応のWi-Fi子機で人気の高いものは10,000円以上のものが多かったです。
先代の11ac対応の超小型子機(800円台)は1年で壊れてしまいましたので今度は国内メーカーのものを買おうと思っていました。
あまり高いものには手を出せませんので3,000円台のELECOMと迷って、レビューを比べてこちらに決めました。
こちらは、バッファロー Wi-Fiアダプター 「WI-U3-1200AX2」です。
こちらは、バッファロー Wi-Fiアダプター 「WI-U3-1200AX2I」です。
1200AX2との違いはドライバーを本体から直にインストールできることです。
CDドライブもネットにつなぐ手段が他にない人はこちらの商品ページから。
「WI-U3-1200AX2」と「WI-U3-1200AX2I」、「WI-U3-1200AX2/N」と「WI-U3-1200AX2I/N」があるので、間違わないように気をつけてください。
「WI-U3-1200AX2」はメーカー販売終了です。あとは各店舗の在庫の販売かと思います。
今はさらに新しい機種が出ているようです(2024/9現在)。
WI-U3-1200AX2Iの後継機はこちら
レビュー
ではここから感想にいきたいと思います。
伝われ~ヽ(=´▽`=)ノ
環境
まず使用していく環境です。
- 回線:楽天ひかり
- Wi-Fiルーター:TP-Link Archer AX55
- PC:FUJITSU LIFEBOOK AH56/D core i5-2520M
田舎の楽天ひかりなので、ちょいちょい遅くなります。
そして、なんとPCが10年近く経つであろうCPU第2世代のノートですヽ(=´▽`=)ノ
どこまで太刀打ちできるであろうか。
現在IntelのCPCであるCOERシリーズは第13世代まで発売されています。
2023/10に第14世代の発表がありました、発売が楽しみですね。
開封した感想
開封した第一印象は…
- 本体が大きい!結構重さもあり
- 卓上用USB延長ケーブルが付属している(嬉しい)
です。
とにかく、まず存在感のある本体ボディーが目に入ります。
色は全体的にマット気味な黒です。
次は付属の卓上用USBケーブル
続いてサイズ比較(普段ハンドクリーム使わないわって人はごめんなさい)
USBソケットの台がついたケーブルが別売りではないところが嬉しいです。
なかなかずっしりと存在感があるよ~
ざっくりしたPCへの入れ方
PCへの入れ方は、ドライバーのインストールとかダウンロードとか日頃やっている方には難しくはなく、説明書通りCDをPCのドライブに入れてインストールし進めていきます。
ドライバーのダウンロードは公式ページからでも可能です。
ドライバーのダウンロードはこちら
※こちらはメーカー販売終了になっています。
取扱説明書のダウンロードはこちら
※こちらはメーカー販売終了になっています。
WI-U3-1200AX2シリーズすべての商品一覧のページはこちら
途中ファイルのインストールの許可を求める文言が何度も出ることがありますが、許可して進めていきます。
「WI-U3-1200AX2」と「WI-U3-1200AX2I」では途中の選択肢が違いますので、間違わないように気をつけてください。
「ドライバーのインストール」がWI-U3-1200AX2用
「WI-U3-1200AX2Iのドライバーをインストール」がWI-U3-1200AX2I用のドライバーになります。
インストール中の繰り返される文言の表示についての操作方法は、作業中にPC画面に出てくるよ。
2種類の挿し方
次は説明書に従ったタイミングで『Wi-Fi子機 AirStation』をPCに挿します。
PCへの2種類接続の方法
PCへの接続の方法は2種類あります。
- USBポート(PCのUSB用の差し込み口)に直に挿す
- 付属の卓上用USB延長ケーブルを使ってUSBポートに繋ぐ
から選べます。
最初はなぜ卓上用USB延長ケーブルが付属しているのか謎でしたが、恐らく本体が大きいのでUSBポートに負荷がかかって壊れるのを防ぐためかな?と思います。
(違うかも…??)
USBポートの色
PCのUSBポート(差込口)の中の色は、一般的に配色されている水色か青色に挿すと一番良いようです。
黒だと速度の十分に出せないものがあったり、白に挿すとパフォーマンスが落ちる可能性が大きく、たまに動かない可能性もあります。
しかし色分けはメーカーや機種で違うことがあり、必ずしも統一されているわけではないそうです。
その機種独自の配色だったり、どの規格のUSBポートも黒で統一しているPCなどがあるそうなので、注意が必要です。
確実なのはそのPCのスペックを調べることです。
USB同士は下位互換*があるんだけど、正常に動く保証はないよ
接続するUSBポートが分かったら挿しましょう。
*下位互換…ここでは、USB0.3はすべてのUSBポートに対応しているという意味
Wi-Fiに接続する
USBポートを挿せたら説明書に従ってWi-Fiに接続します。
画面の右下、「タスクバーの並びのインターネットのアイコン」か、通知の一覧の中から「インターネット接続状況」を呼び出します。
どちらからでも設定に入れます。※Windows10(2023/12現在)
接続したいWi-Fi名を選び、Wi-Fiのパスワードを入れて接続します。
Wi-Fiが接続されたら完了です。
使ってみた感想
ではここから直感によるレビューを行いたいと思います。
まず、わたしのPCは見違えるほど速くなりました!!
お察しの通りわたしのノートPCはとても古いものですので速くなるのが当たり前…なのかもしれません。
ちなみに先日まで使っていて壊れてしまった子機は11ac(Wi-Fi5)対応でした。
通信規格としては11axの1つ前ですから遅くはないはずでしたが、最近とても重くて待つ時間が増えていました。
待ち時間に他のことをして時間をつぶしていたよ~
『AirStation』は繋いだ直後はそんなに速くありませんでしたが、しばらくして結構サクサク(新しい機器をお使いの人にはまったく遅いでしょうが、わたしにとっては革新的な速さで)動き始めました。
なかなか開かなかったGoogleドライブを開く時間が半分くらい(体感で)になりました。
11axは11acの1.4倍ほどとのことですが、それ以上に速くなった印象でした。
こちらは深夜に計測したFast.comでの計測結果です↓
2Gbpsを超えるとはびっくりです(@_@)
もちろんこれは最速値で、実際昼間なんかは1Gbps出ません(;´∀`)
BUFFALOのWi-Fi子機の理論値は超えていますが、TP-Linkでは理論値が2.4Gbpsくらいだそうです。
速度はWi-Fiに寄る
ちなみに、父のCPU10世代のノートPCに繋いだところ、2Gbpsには到達しませんでした。
Wi-FiルーターはTP-Link Archer AX55の上位版、確かTP-Link Archer AX73だったと思います。
どちらの機器もわたしのものより上位機種なのに、速度がわたしの化石PCより遅いのは不思議でした。
父はWi-Fiのアップデートを自動でしていないようで(危ないアップデート内容は行わない派)、そんな内容など分からないわたしは自動アップデートをしています。
もしかしたら父のWi-FiはAX2に対応するアップデートを行っていないのかもしれないとのことでした。
そんな難しいことはわからないよ☆
気になるポイント
さて、そんな『AirStation』WI-U3-1200AX2ですが、使用していて気になったポイントもお伝えしておきますね。
- 動作が不安定で切れるときがある
- たまにWi-Fiに繋がらない
わたしは安定した接続が必要な作業をあまりしないので、たまに切れると接続し直すだけでそんなに気にしていませんでした。
しかし、ネットゲームをする息子はたまに不安定になる間やきもきしています。
ちなみに、繋がらない時もあります。
そういうときは再起動したり、何度かチャレンジすると繋がります。
他の人のレビューでは、「安定した」という人と「繋がらない、接続が切れる」という人に分かれているようです。
もしかしたら古いPCが機能の高さを受け止めきれていないという可能性があるようなので、新しいPCでしばらく使って検証してみます。
もしかしたら、古いPCでネットゲームをする人にはちょっと向いていないかも…
コネクターを使わずにPCに直刺しすると、ちょっと改善されるようです。
環境によっては注意が必要だね。
第13世代CPUノートPCでの検証
新しいPCでは動作は安定するのか?
今のところ、5日間 1日3~4時間検証を行いました。
結果は、問題なく動作しました。
途切れたり不安定になったりはまったくしませんでした。
速度については、うちの楽天回線さんがなんだか最近遅いので…
PC内臓のWi-Fi6Eに近い速度で300fpsは出ていました。
は価格.comのレビューの抜粋です。
ax 接続の性能に不満はなかったものの、安定性が低くて、長い間困っていました。
ある日、不安定さに業を煮やして、接続ケーブル + スタンドを使わずに USB コネクタに直挿ししたところ、ウソのように安定しました。一戸建て屋内において、スマホで接続できているところで不安定だったのでちょっとがっかりしたが。向きとか位置で回避出来る様だ。
アンテナかドライバかどちらの問題かは不明だが、電波が弱い場所における接続安定性が低すぎる。自作PCで使用しているのですが、ゲーム中に突然デバイスごと認識が消え地球マークになる、5GHzでの接続に数十秒かかる等かなり不安定です。
WSR-1800AX4Sの設定画面で5GHzの「ビームフォーミングEX」のチェックを外すと接続できました。
つながればwifi6だけあって速い。不安定さは他の人も言っているがこれ程とは。対策ファームも出ていないようなので対応する気も無いのかな。と感じてしまう。
安定しない。専用アプリ入れてもダメ。プチプチ切れる。
https://review.kakaku.com/review/K0001393173/
どうやらかなり環境に左右されてしまうようです。
対策としては
- 「接続ケーブル + スタンド」を使わない
- 繋がりやすい向きや位置を探す
- 「ビームフォーミングEX」のチェックを外す
- 自作PCでの使用は避ける
- できるだけWi-Fiルーターの近くで使う
というところでしょう。
ちなみに、最初から接続の安定しなかった息子のPCは自作PCをメルカリで購入したものです。
自作PCとの相性があまりよくないのかもしれません。
わたしの第2世代ノートPCも最初はよかったですが徐々に不安定になる機会が増えましたので、もちろんそれだけではないでしょう。
直挿すると少し改善されたようです。
こんな人におすすめ
以上から、こちらの機種がおすすめの人をまとめます。
- 大きくて重さがあっても困らない
- メーカーものでレビューの良いものを選びたい
- 今のPCの速度を上げたい
- 4,000円くらいの価格が良い
- 接続がたまに切れても平気
- 作業スペースに子機を挿す・置く余裕がある
- ちょっと無骨なデザインを愛せる
あとは耐久性が良いと嬉しいです(*´∀`*)
こちらは後継機です。
今回はなにが違うのかわかりませんでした…
と言っているうちにPCの買い替え時期が来ました。
…新しく買ったPCのレビュー記事ができたよ~
Wi-Fi6対応のノートPCを探している人は
こちらも見てみてね♪
BUFFALOのWi-Fi7対応機種が発売しました!
おまけの新情報です。
BUFFALOから、Wi-Fi7対応ルーターの親機が2024年2月上旬発売しました!
「WXR18000BE10P」のBUFFALO公式ページは こちらです。
「WXR18000BE10P」という機種で、家庭用Wi-Fiルーターです。
価格はオープン価格で6万4980円。
Wi-Fi Alliance®というWi-Fiの規格認証を担う団体の認定プログラム「Wi-Fi CERTIFIED 7™」を国内メーカーで初めて取得したとのこと。
いよいよWi-Fi7の時代到来!!
Wi-Fi 6E の理論値は9.6Gbpsだそうですが、Wi-Fi 7の理論値は36Gbpsということで約3.7倍らしいです。
まさに異次元の速さ…
楽天で予約販売が始まっています。
こちらはビッグカメラと楽天が運営する総合家電ショップ「楽天BIG」の「WXR18000BE10P」商品ページです。
※同じ見た目の違う機種がありますので、必ず型番「WXR18000BE10P」かを確認してください!
ほかのお店とも比較したい人は こちらが楽天市場の「WXR18000BE10P」の商品一覧ページです。
こちらはAmazonのAmazonの「WXR18000BE10P」の商品ページです。
うちはまだ買い換えられないけど…
どんな速度なのかなぁ、楽しみだね!
まとめ
思ったより長くなりました、ここまで読んでくださりありがとうございます☆
目を通してくださったあなたのお役に立つ情報があったなら嬉しいです。
やっぱりPCは速いほうがストレスなく使えます。
進化していくWi-Fi規格に合わせられますし、ぜひ自分の環境とお財布に合った子機を選びましょう♪
新しいPCを買う予算はないけど、今速度を上げたい!っていう人はぜひチェックしてね☆
知りたいことのリクエストがあったら教えてね、記事に追加するかもしれないよ!
↓メーカー販売終了とのことです、あとは各お店の在庫になるのではと思います。
↓新しい機種
新たにドライバーを内蔵したそうで、インターネットに接続できない環境・CDドライブがないPCでもセットアップすることができます。
インターネットに繋げる環境がある、セットアップCDを入れるドライブがあり読み込める人は旧モデルで良いですね。
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